トランクルームに預けられない保管不可の荷物ってなに?

たいていの荷物は預かってくれるトランクルームですが、各社預けられる荷物の規定があります。

なんでもかんでも預かってくれるわけではないんですよね。屋内型・屋外型トランクルームであれば、管理は利用者に任されているので、バレない気もしますが、そこは社会ですからルールは守りましょう。

もしバレたら、退去勧告、出入り禁止だってあり得ます。気をつけましょうね。

ということで、各社の規定から預けられない荷物を整理してみました。せっかく契約したのに預けられないなんてことにならないように、参考にしてみてください。

この記事はこんな人におすすめ
・この荷物、トランクルームに預けられるのかなぁと不安に思っている。
・グレーゾーンの荷物をなんとかしたい。
・ギリギリのところを攻めてみたい。

各社共通で預けられないもの

まずは各社共通で預けられないモノです。これだけはどうしようもないです。自宅に置いておくか、銀行に預けるか、森に埋めるしかないですね。

現金、有価証券、通帳、切手、印紙、証書、印鑑、カード類等

お金に関するものです。これは危険、何より危険。なにかあった際に、責任が取れないというのが理由でしょう。おとなしく銀行の貸金庫にでも預けたほうが安全です。

ただし、キュラーズだけは明確に約款に保管不可と書かれてないですよね。セキュリティに自信があるのか、単なる抜け穴か。お金に関するものを預けたい場合は、キュラーズに確認してもいいかもしれないですね。

危険物(発火性・引火性のあるもの、有毒性のあるもの)

具体的には、灯油・ガソリン・ガスボンベ・マッチ・ライター・塗料、あるいは、農薬、劇薬、火薬、毒物、化学薬品、放射性物質、産業廃棄物、腐敗物、汚染物等ですね。

これも危険です。他の利用者に迷惑がかかることもあるでしょう。放射性物質なんて持ってちゃいけません。

ただし、ドッとあ~るコンテナは比較的規制が緩いかもしれません。公式HP上も「臭いがする物、危険物」とだけサラッと書いてます。もしかしたら交渉の余地があるかもしれません。

生き物・植物

これも預けれらません。死んでしまいますし、他の利用者の迷惑になります。

ちなみにですが、遺体、遺骨、遺灰もこれに分類されるため、保管不可となります。

しかし、ここでもドッとあ~るコンテナの規制が緩めです。生き物、植物は保管不可のようですが、遺骨、遺灰はもしかしたら保管できるかもしれないですね(保管するかは利用者の良心に任せるとして)。

法律に反する物、公序良俗に反する物

当たり前ですね。説明するまでもないし、交渉の余地もないです。

各業者の預けられない物規定は?

各社共通で預けられない物は上記の4点です。それでも規定上の書き方は業者によって異なります。ざっと以下にまとめてみました。

キュラーズに預けられない荷物

キュラーズの規定上、以下のものを預けることができません。

・発火性、引火性若しくは有毒性等のある危険物
・悪臭物
・生き物(遺体、遺骨、遺灰を含みます。)
・腐敗物(工場出荷時の包装が開封済みの食品や飲料等腐敗するおそれのあるものを含みます。)
・不潔な物
・害虫が発生するおそれのある物
・利用者が正当な占有権原を有しない物(かかる占有権原について第三者が争うおそれのある物を含みます。)
・施設、当社の従業員、若しくは第三者に危害若しくは迷惑を及ぼすおそれのあるその他の物

どこのトランクルーム業者も保管禁止にしている現金・有価証券類がありません。本当に保管できるのでしょうか。僕は持っていないので確かめる必要もないのですが。謎です。

キュラーズ公式サイトはこちらから→トランクルームならキュラーズ

ハローストレージに預けられない荷物

ハローストレージの公式HP上は、以下のものを預けることができないとの記述があります。

・貴重品(現金、貴金属、宝石、各種金券、重要書類、美術品など)
・高級品(高級衣類、高級家具、高級機器など)
・変質の可能性があるもの(食料品、酒類、皮製品など)
・可燃物、危険物、禁制品(ガソリン、灯油、塗料、ペンキ、銃器、刀剣、麻薬など)
・異臭、悪臭を発するもの(産業廃棄物、腐敗物、汚染物など)
・カビ、サビが発生するもの(濡れた衣類やタオル、鉄など)
・植物、生き物、遺骨、遺灰その他これらに類するもの

とても一般的ですね。これがスタンダードだと思います。

ハローストレージ公式サイトはこちらから→ハローストレージ

ドッとあ~るコンテナに預けられない荷物

ドッとあ~るコンテナの公式HP上は、以下のものを預けることができないとの記述があります。

・法律に触れる物
・臭いがする物
・植物
・危険物
・貴重品(現金、通帳、印鑑有価証券、貴金属、重要書類等)

緩い!ほんとにこれだけ?という気がします。利用者の自主性に任せるということなのか、屋外型トランクルームだから緩くしているのか。

保管する荷物に迷ったらスタッフに相談したほうが良いと思います。バレないからってこっそりはダメですよ!

ドッとあ~るコンテナ公式サイトはこちらから→トランクルームならドッとあ~るコンテナ

宅トラに預けられない荷物

宅トラの公式HP上は、以下のものを預けることができないとの記述があります。

1. 現金、有価証券、通帳、切手、印紙、証書、重要書類、印鑑、クレジットカード、キャッシュカード類、パスポート
2. 貴金属、美術品、骨董品、宝石、工芸品、毛皮、着物等の高額品又は貴重品
3. 仏壇、遺骨、位牌
4. 精密機器
5. 易損品(ガラス製品、人形、人形ケース、陶磁器等の壊れやすい物品)
6. 灯油、ガソリン、ガスボンベ、マッチ、ライター、塗料等の可燃物
7. 農薬、劇薬、火薬、毒物、化学薬品、放射性物質等の危険物または劇物
8. 動物、植物(種子、苗を含む)
9. 固体または液体の食料品、飲料、アルコール類
10. 緊急性が高い物品、または代替品が用意できない物品
11. 異臭、悪臭を発する、または発するおそれのある物品
12. 廃棄物
13. 法令により所持を禁止されている物品
14. 荷物一梱包が30万円を超える物品、又は1BOXあたり60万円を超える物品

特筆すべきは5番です。「易損品」って耳慣れない言葉ですが、”(小荷物運送で)こわれやすい品物”という意味です。つまり、ワレモノは預けらないんですよね。

宅配型なので、手違いでワレモノを送ってしまえば返送されてきます。中身が1点ごと写真撮影されて会員専用サイトで一覧化されるので、何を保管しているかバレちゃうんですよね。「こっそり」ということもできないので、気をつけましょう。

それと14番も気になりますね。この金額、宅トラの保証額とぴたりと一致します。

そもそも保険の手に負えないような荷物は預けないでね!っていうことなんでしょう。高価なモノは保管できなさそうですねー。

宅トラ公式HPはこちらから→指示するだけでトランクルームから荷物を配送できる宅トラ

サマリーポケットに預けられない荷物

サマリーポケットの公式HP上は、以下のものを預けることができないとの記述があります。

・現金、有価証券、通帳、切手、印紙、証書、重要書類、印鑑、クレジットカード、キャッシュカード類
・壊れやすい物品(精密機器、ガラス製品、陶磁器、仏壇等)
・磁気を発し、その他の保管品に影響を与える物品
・灯油、ガソリン、ガスボンベ、マッチ、ライター、塗料等の可燃物
・農薬、劇薬、火薬、毒物、科学薬品、放射性物質等の危険物または劇物
・食品、動物、植物(種子、苗を含む)
・液体物
・異臭、悪臭を発するまたは発するおそれのある物品
・廃棄物
・法令により所持を禁止されている物品
・公序良俗に反する物品

概ね宅トラと同じですねー。こちらもワレモノが不可。ワレモノ預けられなくて、トラブルなっている口コミをけっこう見かけるのでご注意を。

サマリーポケット公式HP→月額250円~の収納サービス|サマリーポケット

まとめ

各社の保管できない荷物をまとめてみました。こうしてみると、各社特色ありますねー。

せっかく契約したのに保管できないなんてことにならないように、事前に確認しておきましょう。

ただし、各社の規定は裁量の余地を残しているところがけっこうあります。迷ったらスタッフに相談するのが手っ取り早いですね。

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