VHS・8㎜・ビデオテープの保管に最適な環境とは?

「丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる」これだけは絶対に劣化させるわけにはいかない!

いまだにDVD化されていない「丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる」ですが、いま持っている人は世界文化遺産(「丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる」)の保全に全力を尽くす義務があります。

DVD化されていないVHSテープや、むかしテレビ番組を録画したテープ、もしくは家族の貴重な動画を撮った8㎜テープが押し入れに眠ってませんか?

過去のVHSテープや8㎜テープを手放すってけっこう難しいですよね。いつ見たくなるかわからないし、8㎜なんて思い出の塊だし。

僕はけっこうな量のVHSテープを持っていたのですが、トランクルームへ預けてしまいました。自宅だと劣化が進みそうな気がして怖いんですよね。

この記事はこんな人におすすめ
・捨てることのできないVHSテープ、8㎜テープが自宅にある。
・いまは押し入れにしまい込んでいるが、こんな保管環境でいいのか不安だ。
・観返すことはそんなにないけど、手放すことも名残惜しい。

VHSテープ・8㎜・ビデオテープを劣化させる原因は湿度と温度

実は磁気テープってけっこう耐久性があるんです。

磁気テープはベーステープの上に、磁性粉をバインダ(テープと磁性粉をくっつける接着剤)で塗った構造になっていますが、テープ上の磁気信号って数百年レベルで安定しているそうなんです。

また、バインダは常温常湿の環境であれば、30年以上は長持ちする実績があるそうです。

従って、VHSテープ・8㎜・ビデオテープを長持ちさせるカギは湿度と温度の管理ですね。湿度と温度管理を間違えるとバインダの粘着力が弱まったり、カビがはえてしまいます。
(僕はVHSの大敵はカビだと思っています)

適切に湿度と温度が管理された環境に保管しておけば、30年以上前のVHSテープ・8㎜・ビデオテープを見ることができます。
(1980年代後半に発売されたVHSのAVが昨年ふつーに観れました)

押し入れの奥にしまってあるVHSテープ・8㎜もまだまだ観れそうですよ!

VHSテープ・8㎜・ビデオテープを保管するのに最適な環境とは?

繰り返しますが、テープの保管で気をつけなければならないのは湿度と温度です。

梅雨の時期でも夏場でも、湿度と温度を一定に保てる環境ですね。

日本で発売された全ての本、雑誌、テープ類を保管している国立国会図書館。その国立国会図書館が目指す保管環境は以下のとおりだそうです。

国立国会図書館の書庫では、温度と湿度を制御できる空調機を設置しており、書庫内の温湿度をこまめにチェックし、「書庫内で人が作業できる温度」「65%以下の湿度」を目指し、1年間を通じて、また1日の中でも、温湿度を急激に変動させないことを目指しています。

参考:国立国会図書館HP

  • 書庫内で人が作業できる温度(20℃~25℃くらい?)。
  • 65%以下の湿度。

これくらい湿度と温度が管理されていれば、安心してVHSテープ・8㎜を保管できそうですよね。

でも、国立国会図書館と同程度の保管環境を24時間365日維持するって自宅だとちょっと難しいですよね。エアコンをフル稼働させたら電気代もかさみますし。

VHSテープ・8㎜・ビデオテープを保管するのにおすすめのトランクルーム!

VHSテープ・8㎜の保管は湿度と温度の管理が重要です。自宅では難しい湿度と温度管理もトランクルームなら専門家が完璧にやってくれるんです。

VHSテープ・8㎜の量がダンボール数箱に収まるようであればサマリーポケットが料金も安くおすすめです。膨大にある場合はキュラーズがいいと思います。

サマリーポケット

圧倒的な安さのサマリーポケット。いわゆるスマホアプリです。

ダンボールに詰めるだけというお手軽感と、ワインや美術品を保管してきた倉庫業の老舗「寺田倉庫」が24時間365日体制で温度・湿度を管理するという安心感。VHSテープ・8㎜を保管するには十分過ぎる環境ですね。

ダンボールのサイズは以下の2種類です。250円から保管できます。

縦39㎝×横38㎝×高38㎝:月額料金250円から保管可能
縦68㎝×横47㎝×高35㎝:月額料金350円から保管可能

※荷物を取り出す際には全国一律以下の料金がかかります。

縦39㎝×横38㎝×高38㎝:800円から
縦68㎝×横47㎝×高35㎝:980円から

小さいサイズのダンボールに入る荷物はこんなかんじです。

大きいサイズのダンボールだとこんなかんじ。

かなり入りますね。大きいサイズのダンボールだと、羽毛布団が丸々入ってしまう大きさです。

まずは小さいサイズのダンボールでどれくらい入るか確かめて、入りきらなかったら小さいサイズのダンボールを追加するか、大きいサイズのダンボールを試してみるのがいいと思います。

公式HPは↓↓↓
月額250円~の収納サービス|サマリーポケット

キュラーズ

最近至るところで見かけるようになったキュラーズ(Quraz)です。創業は2001年なので、十分な利用実績もあります。

こんなビル見かけたことありませんか?これがキュラーズです。

■キュラーズはこんな人におすすめ

  • 温度湿度管理が行き届いたセキュリティ完璧な屋内スペースで荷物を保管したい人。
  • 短期間だけ荷物を保管したい人。

■月額利用料

月額利用料は地域によって異なります。例えば八王子駅徒歩3分のトランクルームの場合、以下のとおりです。

1.0畳  11,200円 → 7,840円
2.0畳  20,900円 → 14,630円

※5ヶ月間30%OFFキャンペーン中の料金。

キュラーズは最初の3ヶ月間、もしくは5ヶ月間月額利用料が30%オフとなるキャンペーンを頻繁に実施してます。

■キュラーズ(Quraz)のメリット

  • 初期費用が安い。セキュリテイカード代の2,300円のみ。
  • 24時間利用可能。
  • 日中帯は店舗スタッフ常駐。トランクルームで店舗にスタッフ常駐は珍しいです。
  • 設備が清潔、温度管理、湿度管理が徹底されている。独自のシステムで温度湿度が規定値を超えると店舗に警告が通知されます。
  • セキュリティ完備。ALSOKと提携しています。

■キュラーズ(Quraz)のデメリット

  • 月額利用料が比較的高い

月額利用料は若干高めですが、それを補う利便性と安心感がキュラーズ(Quraz)にはあります。また、初期費用が安いため、短期利用には向いてると思います。

湿度と温度管理は完璧なキュラーズ。また、借りたスペースは自分だけの密室になります(ロッカータイプを除く)。棚を持ち込めば、ずらーっとVHSテープを並べて趣味の部屋として使うこともできますね。

自宅近くにキュラーズがあれば、キュラーズをおすすめします!

公式HP→トランクルームならキュラーズ


月額利用料を払いたくない場合はデジタル化もアリです!

トランクルームの利用は月額利用料がかかります。サマリーポケットなら月額250円からですが、毎月お金払うのはちょっと…っていう場合には、思い切ってデジタル化もアリですね。

JVCケンウッド・クリエイティブメディア社
ビクターでビデオテープからDVDへダビング!

自分で撮ったVHSテープ・8㎜なら株式会社JVCケンウッド・クリエイティブメディア社がおすすめです。大手のJVCケンウッド傘下の企業ですね。

株式会社ソルトワークス
想い出ビデオDVDダビング工房【100万本突破記念キャンペーン開催中!】

安さを求めるならこちらでもいいかもしれません。120分テープ1本300円弱からDVD、もしくはHDDへダビングしてくれます。

著作権映像(テレビや映画)はダビング不可です。ご注意を!

まとめ

VHSテープ・8㎜の保管のカギになるのは湿度と温度管理です。意外と磁気テープは耐久性があるので、しっかりとした環境で保管すればまだまだ観られるかもしれません。

自宅での保管が難しそうであれば、トランクルームの活用を!トランクルームなら湿度と温度管理カンペキです。

また、この際にデジタル化してしまうのもいいかもしれないですね。僕もそろそろデジタル化を考えてますが、どうしてもパッケージは捨てられそうにありません。

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