- 着物や和服を自宅で保管してるんだけど、梅雨や夏場に湿気で着物がカビないだろうか。
- 着物って幅とるんだよなぁ。着物だけでクローゼットいっぱいなるわよ。
- 祖母の代から受け継いでる着物。着る機会はないけど、捨てるわけにもいかないし。
僕は着物も和服も持ってないですし、持ってる服はユニクロ95%なんですけど、母の礼服がなぜか着物なんです。
けっこう昔にだいぶ高いお金出して買ったそうなんですけど、着る機会は年1回あるかないか。
クローゼット幅とるし、保管に気を使うしで、和服捨てて買い直したらと思うんですけど、戦前間もない頃に生まれた世代は「もったいない」精神が染みついているので、捨てるなんてできません。
それにしても着物も和服も保管が面倒ですよねー。保管が面倒でどうにかならないかと思ってたら、ありました。サマリーポケットです。母の着物を預けてみたんですけど、便利なのでご紹介します。
サマリーポケット公式HP→月額250円~の収納サービス|サマリーポケット
サマリーポケットとは何なのか。
稲垣吾郎さんが宣伝しているサマリーポケット。
スマホアプリかWEBサイトから指示するだけで荷物の搬入搬出をしてくれるんです。
利用者はダンボールに詰めて送るだけ。ちょっとした洋服や本、CD・DVD、フィギュアとか小さめの荷物を少量預けるのに向いてますよね。お手軽にお安く預けられるのは魅力的です。
サマリーポケット公式HP→月額250円~の収納サービス|サマリーポケット
そしてこのサマリーポケット。きものやまとと提携して、着物の保管もしてくれたりします。
サマリーポケットは着物も和服も保管してくれる!
プランもずばり「きものやまとプラン」です。わかりやすいですね。
「きものやまとプラン」を利用すれば、冒頭に書いた悩みが一気に解決されます。
保管場所は寺田倉庫です!
寺田倉庫って言われても倉庫マニアでもない限り知らないですよね。
寺田倉庫は国が認定した倉庫業者です。創業60年を超える老舗の倉庫業者です。
→寺田倉庫
ちょっとHPがオシャレですよね。
この寺田倉庫がやってくれます。ワインや美術品を保管してきた実績があり、24時間365日体制で温度・湿度を管理しているんですね。
間違いなく、自宅で保管するよりも湿度温度管理ばっちりです。
着物・和服をダンボールに収納して保管!
サマリーポケットの公式サイトから保管の申し込みをすると、こんなダンボールが送られてきます。このダンボールに着物を入れて送り返して保管してもらうことになります。
サマリーポケット公式HP→月額250円~の収納サービス|サマリーポケット
この画像じゃちょっとわかりにくいんですけど、ダンボールのサイズは
縦55cm×横40cm×高さ15cm
です。僕の母の場合は
- 母の礼服。
- 姉が成人式のときに来た着物。
- スペース余っちゃったから父親の古いコート(洋服)。
の3着をダンボールに収納してました。これでも全然スペース余りました。あと2着はいけると思います。
ちなみに、ダンボールの他にも「たとう紙」と「着物のたたみ方説明書」が送られてきます。わざわざ「たとう紙」買う費用はないですね。
気になる料金は?
初期費用 | 無料 |
保管料 | 1箱2,000円(最大6ヶ月) |
保管延長料 | 1ヶ月400円 (7ヶ月目以降は1ヶ月400円で保管してくれます) |
送料 | 預け入れ時:無料 取り出し時:1箱800円 |
表にするとこんな感じです。保管期間は6ヶ月まで2,000円です。
母は5月から10月くらいまでの梅雨の時期や夏場だけ保管してました。
1箱6ヶ月間保管して2,000円。取り出し送料が800円かかったので総額は
(2,000円+800円)×1.08(消費税)=3,024円
3,024円で着物が保管できてしまいました。
サマリーポケットで着物を保管するときの注意点
これだけ見ると、メリットばかりに思えますが、ちょっとした注意点があるんです。
手続きが面倒
母(60代専業主婦)に手続きはできませんでした。ガラケーをなんとか使える程度のITリテラシしかありませんが。
1. きものやまと系列店舗またはオンラインストアにて「きものボックス」を申し込む
2. シリアルコード記載のメールが届きます
3. サマリーポケットの専用ページからシリアルコードと会員登録を入力する
4.ボックスが届いたら、着物を詰めてアプリまたはウェブから集荷を申し込む
5.預けた着物をパソコン・スマホでいつでも確認
手続きの詳細は→月額250円~の収納サービス|サマリーポケット
手続きの詳細は上記のリンク先から参照できます。
まずは上記リンク先をクリックして、画面上に表示される「よくある質問」をクリックします。
クリックしたあと、ずーと下にいくとカテゴリから探せます。ここで「その他」をクリック。
するとこんな画面が表示されますので、「きものやもとプランについて」をクリックしましょう。手続きの詳細が表示されます!
「きものやまと」から申し込みしないといけないのが面倒ですよねー。ただし、これさえ乗り越えれば格安で着物を保管できます。がんばって!
保管前にはクリーニングを!
サマリーポケットにはクリーニングのオプションがあります。
これ、非常に便利なんですけど、着物・和服は対象外なんですよね。地元のクリーニング屋さんでクリーニングしてから、サマリーポケットに保管が良いと思います。
ちなみに、クリーニングしないで長期間保管すると、目に見えない皮脂の汚れや油汚れが虫食いやカビの原因になります。着物の大敵はカビと虫食い。絹はカビも生えやすく、虫の大好物ですからね。
着物を長持ちさせるには、保管前にはクリーニングしておくのがおすすめです!
クリーニングして、保管するダンボールに防虫剤を入れておけば安心ですね。
取り出しは最短で翌日!
結婚式とか入学式とか歌舞伎の初お目見えとか、あらかじめ着物を着る日が決まっている場合は問題ないと思うんですが、急に着物を着るときってありますよね。
はっきりいうとお葬式です。
「明日葬式や!」って急に決まることはそんなにないと思いますが、サマリーポケットに保管している場合、最短で取り出し依頼した翌日に自宅へ届きます。
最短翌日が早いのか遅いのか。状況によって変わると思いますが、ちょっと気にしておいたほうがいいかもしれないです。
保管中に事故が発生した場合の保証は1万円まで!
万が一、保管中に事故が発生して着物が台無しになった場合、ダンボール1箱につき、1万円までは保証されます。着物にしてはちょっと安いですよね。
ただし、保管は寺田倉庫なので、事故が発生する確率はかなり低いと思いますが…。
ちなみに、配送中の事故はこの限りではありません。配送業者のルールに即して保証されます。また、カビや虫食いは事故ではないので保証されません(当たり前ですね)。
まとめ
着物の保管もしてくれるサマリーポケット。
手続きはちょっと面倒ですが、6ヶ月3000円ちょっとで着物5着を保管できます。
保管先はカッコいい寺田倉庫。湿度温度管理ばっちりなので、梅雨の時期や夏場だけ着物を保管してもいいかもしれないですね。
サマリーポケット公式HP→月額250円~の収納サービス|サマリーポケット