「ゴルフバッグ重いんだよ!なんでこんなもの運ばなくちゃなんないんだよ!」
「ゴルフバッグでかいんだよ!部屋に置いておけないよ!」
こんなことを思うことはないでしょうか。ゴルフをやってた数年間、僕は日々感じていました。僕だけじゃない、ジャンボだって生涯1回くらいは思ったことがあるはず。
同じやり場のない怒りを、スキーとかスノーボードに対して思う人もいるのではと思います。
そんな悩みを一挙に解決してくれるのが宅配型トランクルームの宅トラです。トランクルームへの搬入・搬出は全てクロネコヤマトがやってくれます。ゴルフ場・スキー場へ手ぶらで行って手ぶらで帰ってくることもできるんです。
また、ゴルフバッグ、スキー用品を自宅に置いておく必要もありません。そんなものは宅トラへ預けてしまえばいいんです。宅トラに預けると、荷物は茨城県古河市の倉庫に保管されるそうです。400年来風水害のない安全な地域だそうですよ。
・遊びに行きたいけど、荷物もって行きたくないし、持って帰りたくない。
・ゴルフ、スキーに手ぶらでいきたい。
・クルマを持っておらず、大きな荷物の搬入搬出ができない。
宅トラの概要
運営会社 | 株式会社クオリティライフ・コンシェルジュ (クロネコヤマト提携) |
業態 | 宅配型 |
初期費用 | 初回引取料(※)と利用初月の保管料日割り金額と2か月分の保管料 ※レギュラーBOX 22,000円 ミニBOX 19,000円 (税別) 支払いはクレジットカードのみ。 |
クロネコヤマトが自宅とトランクルーム間の配送をしてくれる宅配型トランクルームです。自宅(ネット)で指示を出すだけなので、とても楽ちんですね。
また、自宅以外へも荷物の出し入れが可能です。冒頭に記載したとおり、ゴルフやスキー場へ手ぶらで行って手ぶらで帰るなんてこともできます。
ちなみにBOXのサイズは以下の図のとおりです。
そこそこの大きさですね。大きい家具・家電も入ります。もちろんレジャー用品も。長期出張や海外留学でしばらく自宅の荷物を預けたいなんてときには助かりますねー。
宅トラの月額利用料
先ほどのボックスサイズに対して、月額利用料がかかります。料金は以下のとおり。
レギュラータイプ:6,000円(税別)
ミニタイプ:4,980円(税別)
や、や、安い。レギュラータイプだと概ね1畳くらいのスペースになると思いますが、一般的な屋外型トランクルームなら1万円を超えることが多いです。半額で同じスペースを借りれてしまうんです。
ただし、月額料金の他に、以下の配送料が必要となります。荷物の三辺合計の長さによって配送料が決まります。
三辺合計サイズ | 配送料 |
~60cm | 1,785円 |
~80cm | 2,000円 |
~100cm | 2,255円 |
~120cm | 2,470円 |
~140cm | 2,730円 |
~160cm | 2,945円 |
~200cm | 6,820円 |
~250cm | 10,398円 |
~300cm | 14,246円 |
~350cm | 20,254円 |
全量(ミニ) | 20,520円 |
全量(レギュラー) | 23,760円 |
この料金が搬入時、搬出時にかかってしまいます。自分でトランクルーム現地に行って取り出すことは不可能です(というか、セキュリティの都合で、どこに預けれられてるかもわかりません…)。
月額利用料は安く抑えらえてます。ただし、配送料が別途かかるので、頻繁に出し入れする荷物を預けるとトータルの料金は高くなってしまいそうですね。
宅トラの初期費用
宅トラ契約時に必要な初期費用は以下のとおりです。シンプルな料金体系ですね。
- 使用料:当月分の使用料(日割)、2ヶ月分の使用料
- 初回引取料:レギュラーBOX 22,000円 ミニBOX 19,000円
レギュラータイプだと、22,000円+6,000円×2ヶ月=34,000円くらい?
ミニタイプだと、19,000円+4,980円×2ヶ月=28,960円くらい?
日割り分を除くと、初期費用はこれくらいですね。一般的なトランクルームと大差はないように思います。ちょっと安いくらいかもしれませんね。
宅トラの契約から荷物搬入までの流れ
申し込みはWEBサイトから!以下の公式サイトから申し込み可能です。
公式サイト→指示するだけでトランクルームから荷物を配送できる宅トラ
公式サイトへリンクすると赤い「お申し込みはこちらから」ボタンがあります。
ボタンを押したら勝手に申し込みされてしまうということはありません。引き返すこともできるので、気軽な気持ちで押してみましょう。
そうするとまずはプラン選択です。レギュラーサイズとミニサイズの個数を選択します。
とはいっても、何がどれくらい保管できるのかわかんないですよね。そんなときは、右上にある料金シミュレーションボタンを押すと、保管したい荷物から必要なボックスサイズをシミュレーションできます。
例えば、冷蔵庫と机とゴルフバッグを保管すると、レギュラータイプが何部屋必要で、ミニタイプが何部屋必要か、といったことがシミュレーションできます。これは便利です。迷ったら押してみましょう。
次に会員登録です(利用初回のみ)。
必要な入力項目はこんなかんじです。
- 氏名
- メールアドレス
- パスワード
- 電話番号
- 住所
預けた荷物をWEBサイト上から一覧表示してくれる宅トラ。会員ページのログインに必要なメールアドレスとパスワードをここで決めちゃいます。
さて、WEBサイトの会員登録はここまでです。登録して数日するとスタートアップキットが送られてきます。
- ご利用者さまの手引き/利用規約
- 寄託申込書 ⇒これを書いて返送する
- 集荷依頼書 ⇒これを書いて返送する
- 返信用封筒
- カートンNo.シール
- NekoMemoシール
スタートアップキットの中身はこんなかんじです。ここからがちょっとめんどくさいです。宅トラで唯一面倒な工程がここです。
1.カートンNoシールを荷物に貼る
荷物 1 品目 (1 梱包 ) ごとにカートンNo. シールを貼り、集荷依頼書に貼付した番号の内容品を記入します。ここはシールを貼っていくだけなので、まぁ簡単ですね。集荷時に、このシールの番号と後述する集荷依頼書の番号を照合します。
2.NekoMemo(お荷物メモ)を荷物に貼る
中身に何が入っているかわからないダンボール等には「NekoMemo」に内容物を記入して荷物に貼ります。中身を開けて見られるってことはありませんが、正直に書きましょう。
名前を書いて、荷物の大分類を選択します。そして明細を書きます。
ということですので、宅トラにダンボール預けるっていうのはけっこう面倒です。ダンボールを預けるなら、正直サマリーポケットがよろしいかと…。
4.寄託申込書・集荷依頼書を返送する
集荷日等を集荷依頼書に記入し、返信用封筒に入れて送付します。後日、ヤマトホームコンビニエンスというところから、集荷日時の連絡があります。
集荷依頼書にはこんなことを書きます。
- 住所、氏名、電話番号。押印が必要です。
- 荷物の個数と希望するボックスサイズ。
- 荷物の明細。カートンNoシールの番号です。
書類のやり取りはちょっと面倒ですよね。しかし、ゴルフやスキーに手ぶらで行けるようになるまでもうあと少し。頑張って!負けないで!
5.荷物の集荷
集荷日当日はヤマトのスタッフが来ます。集荷依頼書に記載されたリストを基に保管する荷物をヤマトスタッフに伝えます。
集荷する際は、カートン No. シールと、集荷依頼書に記載されているお荷物の個数及び内容とに間違いがないかヤマトのスタッフと確認することになります。緊張の瞬間です。
これで全て完了です!お疲れさまでした!
宅トラの荷物搬出
搬入した荷物はサイズ計測写真が撮影され、情報としてWEBサイト(スマート保管Web サイト)上にアップされます。
スマート保管Web サイトでは、以下の内容が確認できます。
- 集荷依頼書を基にした荷物リスト。
- 撮影した荷物の画像。
- 記入したNekoMemo 画像。
- 一部出庫費用の料金
頑張って入荷した見返りに、保管した荷物を一覧化してくれます。これって、通常の屋内型・屋外型トランクルームにはないサービスです。宅配型だからできるサービス。宅トラだからできるサービスですね。
こんな感じでログインから荷物リスト、荷物の画像が見れます。便利ですよねー。自分じゃなかなか面倒でやる気が起こらないことをやってくれる宅トラです。
そして荷物の搬出です。荷物の搬出は会員専用のWeb サイトから行うことができます。
こんな画面で搬出する荷物と搬出先の住所を入力します。ゴルフ場やスキー場の住所を間違えずに入力しましょうー。
宅トラの口コミ
宅トラの口コミは概ね好意的です。やはりゴルフ用品やスキー用品などの保管に利用する人が多いみたいですね。
配送料はやはり気になるところ。クロネコヤマトだから安心価格なのかもしれませんが。使い方を間違えると、トータルの料金が高くなってしまうのが宅トラです。
他にもこんな口コミがありました。逆に適切な使い方をすれば、安く便利になる宅トラです。

宅トラのメリット
さて、ここまで宅トラの特徴について述べてきました、宅トラってどんなメリットがあるのでしょうか。ネットでの口コミや、僕の利用体験を踏まえると、以下に挙げるメリットがあると思います。
自宅、自宅外とトランクルーム間の配送をしてくれる
なんといってもこれですよね。指定した住所から荷物をピックアップして保管してくれるし、保管した荷物を指定した住所へ届けてくれることも可能です。
レジャー用品の保管には一日の長がある宅トラ。ゴルフ用品やスキー用品、アウトドア用品なんかはまず宅トラに保管することを考えたほうがいいと思います。
月額利用料が安い。
最安値で4,980円から利用可能な宅トラです。他のトランクルームだと、4,980円で借りれるのは小さいロッカータイプくらい。月額利用料は圧倒的に宅トラが安いですねー。
設備の温度湿度管理
月額利用料が安いからといって、粗雑な環境に保管しているわけではありません。
冒頭にも記載しましたが、保管先は400年来風水害がない地域。さらに、温度管理(55%~65%)、湿度管理(20℃~25℃)が徹底されてます。
セキュリティ上の関係から場所は明らかにされてませんが、おそらく国に認定された、有名倉庫業者に保管しているのはないかと思われます。
保管した荷物を一覧化してくれる!
物置に何が入ってるか、パッと言えますか?言えないですよね。というか、何が入ってるかなんてわかんないですよね。
しかし、宅トラなら保管した荷物を一覧化してくれます。こんな面倒な作業やってくれるなんて本当に申し訳ないんですけど、一覧にしてWEBサイト上の会員サイトでいつでも見れるようにしてくれるんです!
これは大きなメリットですよねー。物置の荷物はいますぐ宅トラへ!
宅トラのデメリット
もちろんメリットだけではありません。僕が使っているなかで感じたデメリットも正直に書いておきます。
手続きが面倒くさい!
もう少し簡略化できると思うんですけどねー。しかしお客様の荷物を確実に預かり、しっかり保管するとなると必要な手続きかもしれません。
面倒な手続きの先には、数多くのメリットがあります。ここは止む無しとあきらめてます。
荷物の出し入れに配送料がかかってしまう
その分月額利用料が安いので、トータルで見れば高くはならないんですけどね。ただし、頻繁に出し入れするような荷物は宅トラに向いてないかもしれません。
預ける荷物を間違いないようにしましょう。
緊急の場合、すぐに荷物を取り出せない!
保管先へ直接行くことはできません(保管先がどこかもわからないんですけど)。なので、ある日急に必要になっても、すぐには取り出せないんですよね。最短でも翌日くらいかと思っています。
緊急で必要になる可能性がある荷物も宅トラに向いてないかもしれないですね。
保証について
トランクルームを利用する際に、必ずチェックが必要なのは万が一の場合の保証についてです。大規模なトランクルームはしっかり保険契約をしていて、火災や盗難に備えた保証があるのですが、小規模なトランクルームの場合は保証がないこともあります。
宅トラの場合、万が一、荷物に破損などがあった場合は、一梱包あたり上限30万円又は1BOXあたり60万円まで補償されます。
30万円以上の荷物を預けるときには要注意ですね。必要であれば、個人で損害保険会社と契約を結びましょう。
まとめ
頻繁に出し入れするようなモノや、緊急で必要になるモノは宅トラでの保管は向かないかもしれませんが、ゴルフバッグやスキー用品等のレジャー用品を預けるのには宅トラはおすすめです。
なんといっても自宅や自宅以外から荷物の搬入・搬出ができるのはうれしいですよね。
また、設備は清潔で湿度温度管理もしっかりされており、安心できます。月額利用料も安く、軽い気持ちで利用してみてもいいかもしれません。