ゴルフバッグって家族からの風当たり強いですよね。大きい、邪魔だ、危ない。倒れたらどうすんだ。置き場所を誤ると家族から罵倒されまくるのがゴルフバッグです。
社会人ならゴルフするのが当たり前だろみたいな雰囲気が会社にあり、僕は25歳のときにゴルフを始めたのですが、まぁ道具が高いですよね。クラブからバッグからシューズから、中古でも10万円ほどかかった記憶があります。
しかし買いはしたものの、使ったことは5回程度。ほぼ部屋に眠りっぱなしの道具たち。けっこう幅とるんですよね、ゴルフ用具って。置いとくだけで怒られるのはゴルフバッグとエロ本くらいですよ。
母の圧力に負け、僕は結局トランクルームへ預けることにしました。
・かといって、物置とか屋外に置いておくのは不安だ。
・いっそのことゴルフを辞めようかくらい悩んでいる。
ゴルフ用品を痛める3つの原因
ゴルフクラブの大敵は汚れと湿度と温度。汚れを丁寧に落とし、湿度と温度を一定に保った環境で保管しないとゴルフクラブをダメにしてしまいます。
【湿度】シャフトやクラブヘッドに錆びが発生してしまう。
湿度を一定に保ったところで保管しないとシャフトやクラブヘッドの金属部分が錆びてしまいます。
見るも無残なヘッドです。
錆びてしまえばシャフトがゆがみ、正確なショットができなくなることも。また、中古として買い取ってもらうときにも価値は下がってしまいますね。
【温度】接着剤が抜けて、ヘッドが抜けてしまう
高温の環境で保管していればクラブの接着剤が溶けてしまい、最悪ヘッドが抜けるということもあります。
真夏のクルマのトランクルームは80℃を超えます。人間がここちよく過ごせるくらいの環境で保管したほうがよさそうですね。
【汚れ】しっかり落とさないとカビの原因にも
手の皮脂、プレー中にクラブに付着した土が養分となり、カビが繁殖することもあります。プレー後はしっかりとクラブを拭き、陰干しにすればある程度は抑えられます。
ゴルフ用品の保管にNGな場所・OKな場所
高価なゴルフ用品ですが、保管場所を間違えれば寿命は縮んでしまいます。逆に定期的にメンテナンスを行い、しっかりした保管場所に保管していれば長持ちすることもできます。
ゴルフクラブは使い続けれるほど手に馴染んでくる道具です。なるべく長く使い続けたいですよね。
【保管NG】クルマのトランク
クルマのトランクに置きっぱなしの方は多いのではないでしょうか。クルマでゴルフ場や打ちっぱなしに行って、そのまま置きっぱなしのパターンですね。
クルマのトランクルームは夏場かなり高温になります。また湿度も外気とほぼ変わらず。ゴルフ用品には過酷な保管環境になります。
10年もつ高級クラブもクルマのトランクに保管していたら3年でダメになってしまったとういこともあり得ます。保管環境としてクルマのトランクは避けたいところですよね。
【保管NG】物置・ガレージ
物置・ガレージも外気とほぼ変わりません。クルマのトランクと違って、著しい高温になることはないようですが、保管環境としてはイマイチ。
物置やガレージから取り出して、庭で素振りをするなんて優雅な方もいらっしゃるかと思いますが、ゴルフ用品を長持ちさせたければ、物置・ガレージでの保管は避けた方が無難かもしれません。
【保管OK】自宅・屋内
人間が快適に過ごせる自宅・屋内であれば湿度・温度も一定に保たれており、ゴルフ用品の保管にも最適です。ただしちょっと気になるのが以下の2点。
・外で使っている道具を屋内に持ち込むことを家族が嫌がる。
・そもそもゴルフ用品を置けるスペースがない。
僕は両方とも当てはまっていました。ゴルフバッグを自宅に持ち込んだら母から大クレーム。
【保管OK】トランクルーム
温度・湿度を一定に保った環境で保管できるトランクルーム。ゴルフ用品の保管環境としては最適です。以下にメリットとデメリットをまとめてみました。
デメリット 気軽に素振りできない
近所にトランクルームがあればいいんですけどね。自宅にあれば、ちょっとした空き時間でできた素振りも、トランクルームまで出向く必要があります。また、練習場に行くにもトランクルームでゴルフ用品をピックアップしてから行くことになりますね。
デメリット 月額利用料がかかる
僕の場合は他の荷物を預けていたので、新たにトランクルームを契約する必要はありませんでしたが、通常は0.5畳程度のスペースを借りることになります。立地条件にもよりますが、月数千円程度の保管料が必要になります。
僕の場合はやむにやまれぬ理由があり、トランクルームを選択しました(元々トランクルームを使っていたっていうのもありますね)。
メリット 保管環境が最適
温度・湿度を24時間365日一定に保った環境で保管できるトランクルームはゴルフ用品の保管に最適です。ただし、トランクルームによっては屋外型、また屋内型なのに空調がないところもあります。契約する際には実際の保管場所を確かめるようにしたほうがよいでしょう。
メリット ゴルフ場までゴルフ用品を届けてくれる。
重たいゴルフバッグを持ち運ぶなんてしたくないですよね。コンビニで宅配を依頼すればゴルフ場まで届けてくれるサービスもありますが、コンビニまで運ぶのすら面倒だよ!っていう方には宅配型トランクルームがおすすめです。
宅配型トランクルームなら自宅・自宅以外への宅配が可能。ゴルフ場まで手ぶらで行って、手ぶらで帰ってくるなんていうこともできます。
逆に言うと、かんたんにトランクルームから取り出すことはできません(保管場所へ直接行くことはNGです)。頻繁に練習したい人は宅配型トランクルームは向いてないかもしれません。
ゴルフ用品を保管できるトランクルーム
僕が保管したのは既に利用していたキュラーズです。預けていた荷物を整理してちゃちゃっと預けました。これからトランクルームを借りようとしている方におすすめの業者は以下の2社です。
宅トラ(宅配型)
運営会社 | 株式会社クオリティライフ・コンシェルジュ (クロネコヤマト提携) |
業態 | 宅配型 |
初期費用 | 初回引取料(※)と利用初月の保管料日割り金額と2か月分の保管料 ※レギュラーBOX 22,000円 ミニBOX 19,000円 (税別) |
クロネコヤマトが自宅とトランクルーム間の配送をしてくれる宅配型トランクルームです。自宅(ネット)で指示を出すだけなので、とても楽ちんですね。保管環境も24時間365日湿度温度を管理。安心して保管できます。
また、自宅以外へも荷物の出し入れが可能です。ゴルフ場へ手ぶら行きたい方は宅トラで。
借りるスペースはゴルフバッグならミニBOXで十分。利用料は以下のとおりです。
初回引取料:19,000円
月額利用料:4,980円
※月額料金の他に、以下の配送料が必要となります。荷物の三辺合計の長さによって配送料が決まります。
三辺合計サイズ | 配送料 |
~60cm | 1,785円 |
~80cm | 2,000円 |
~100cm | 2,255円 |
~120cm | 2,470円 |
~140cm | 2,730円 |
~160cm | 2,945円 |
~200cm | 6,820円 |
~250cm | 10,398円 |
~300cm | 14,246円 |
~350cm | 20,254円 |
全量(ミニ) | 20,520円 |
全量(レギュラー) | 23,760円 |
公式HPは↓↓↓
指示するだけでトランクルームから荷物を配送できる宅トラ
キュラーズ
運営会社 | 株式会社キュラーズ |
業態 | 屋内型 |
初期費用 | 最初の利用料(初月日割り分+翌月分)とセキュリティカード代金2,300円(税抜) |
最近至るところで見かけるようになったキュラーズ(Quraz)です。創業は2001年なので、十分な利用実績もあります。屋内型トランクルームは24時間365日湿度・温度管理が徹底されています。ゴルフ用品を安心して預けることができます。
初期費用は業界最安値、月額利用料は地域によって異なります。例えば八王子駅徒歩3分のトランクルームの場合、0.5畳の利用料金は5,950円(ただいまキャンペーン中!)です。
宅配サービスがないため、自分でゴルフ用品の出し入れをする必要がありますが、裏を返せば気軽に取り出せるということ。ちょっと練習したくなった場合も24時間対応可能です。
公式HPは↓↓↓
トランクルームならキュラーズ
まとめ
ゴルフ用品を痛める原因は湿度・温度・汚れ。保管場所を選べばゴルフクラブを長持ちさせることもできます。
理想的な場所は自宅の屋内ですが、自宅に保管できないようであれば、トランクルームという手もあります。
おすすめはキュラーズと宅トラです。ゴルフのプレー状況にあわせて検討してみてもいいかもしれませんね!