- 突然の地方転勤に!長くはならないと思うが、一時的に家が狭くなってしまう。新居にいまある家具全部は置けそうにないなぁ。
- 海外留学決定!向こうで日本の家電は使えないけど、戻ってきたときに買い直すのもちょっと。
- 自宅をリフォームするんだけど、その間家具と家電はどこに置いておけばいいだろう。
こんなことが人生に全くないとは言い切れません。数年から数ヶ月の間、いま住んでいる家から、別の場所へ移動するような場合ですね。
そんなとき、いままで使用していた家具・家電をどうしたらいいのか。捨ててしまうのは、もったいないですよね。保管を頼めるような人がいない状況では、トランクルームを活用するのがおすすめです。
・家のリフォーム工事中、家具家電をどこか別の場所へ持っていかないと。
・保管するにも劣悪な環境はいやだ!自宅と同じような環境で保管しておきたい!
家具家電の収納・保管にこまったら…
引っ越し先に入りきらない家具・家電。小さいものならなんとかなりますが、大きいものだと扱いに困りますよね。電子レンジや扇風機ならなんとかなるでしょう。でも大きなタンスや55インチのテレビ、DJ機材なんていう大きな家具家電は扱いに困ります。
考えらえる解決策は以下の3点かと思います。
誰かに預かってもらう
身近な親類・友人が預かってくれるなら何も問題はないです。実家に送ってしまうというのもアリですよね。親類・友人に預かってもらえるかはあなたの普段の行いが試されます。
ただし、長期間預かってもらうとなると、お願いするのもちょっと気が引けてしまいませんか?スペースが余りまくっているような豪邸なら別ですが。。。
また、運搬費用もバカにはできません。結局買い直した方が安いじゃん!ってことにもなりかねないですね。
売る・捨てる
手放すという選択肢もあります。古いものは捨て、値段がつきそうなものは売ってしまう。
無料で見積もってくれる出張買取サービスもあるので、依頼してみてもいいかも。意外とけっこうな値段で買い取ってくれることもあるかもしれません。
捨てるのは最終手段ですよね。家具の場合は捨てる際に粗大ごみ料金、家電の場合はリサイクル料金がかかります。
粗大ごみ料金はお住まいの自治体によって料金が変わります。リサイクル料金は家電の種類や大きさによって変わりますね。大きな冷蔵庫だと5,000円くらいかかることもあります。
トランクルームへ預ける
もう一つの選択肢がトランクルームです。捨てるに捨てれないもの、売るに売れないものはトランクルームへ預けることで、長期間安定した環境での保管が可能です。
また、友達がいないあなたにおすすめなのがトランクルームです。僕が海外転勤なったら選択肢はトランクルームしかありません。
ただし、当然のことながら、トランクルームへ預けると初期費用・月額利用料がかかります。預けるのにかかる費用と買い直す費用、両者を比較し、どちらが安いかで選択するのもありですね。
トランクルームへの保管にかかる費用
トランクルームへの保管にかかる費用をざっくり計算してみます。ただし、あくまで概算です。前提が変われば費用も変わるので、ご参考までに。
トランクルームへの保管にかかる費用はこれくらい
トランクルームへ預けるのにかかる費用は初期費用と月額利用料に分かれます。
初期費用について以下をご参照ください。
月額利用料についてはこちらにまとめています。
例えば、八王子でキュラーズの屋内型トランクルーム1.6畳を1年間借りた場合の総額は以下のとおりです。
初期費用:2,300円
月額利用料:12,530円×5ヶ月(キャンペーン期間)+17,900円×7ヶ月=187,950円
合計:190,250円(税抜)
税込みで20万円程度でしょうか。1.6畳あれば単身者の荷物は余裕で入ります。ベッド、冷蔵庫、洗濯機に大型テレビ、小規模な家電製品、ダンボール数個はいけるかと。
ちなみにですが、1畳のスペースだとこれくらい入ります。
1畳でもけっこう入るんですよ。家族であれば、もう少し広いスペースが必要かもしれませんね。
大切なのは費用を比較すること
トランクルームを選ぶか否かを費用の観点から検討する場合、
- トランクルームの利用料金
- 新たに家具家電を買い直す費用
を比較することはとても重要です。上の例だと、
新たに家具家電を買い直す費用が190,250円より高そう⇒トランクルーム検討の余地あり
新たに家具家電を買い直す費用が190,250円より安そう⇒売って(捨てて)買い直したほうが良さそう
ということですね。
売れるものは売って、保管するモノを最小限にすれば、借りるスペースも小さくなるため、トランクルームの利用料は下がります。まずは保管するものを決め、借りるスペースを決めてから、トランクルームの利用を検討したほうが良さそうですね。
ただし、これは費用に限った単純な話。お金では割り切れないもの(愛着的な)もあると思いますので、あくまでも参考です。
トランクルームへの保管料を安くする方法
とはいっても、190,250円ってちょっと高いなぁと思いませんか?
社会人の海外転勤であれば手当が出ることもあるので、なんとかなるかもしれないですが、学生の海外留学だとか、リフォーム工事の場合はもうちょっと安く抑えたいですよね。
実はもっと安く保管できる手段があるんです。それは宅配型のトランクルームです。
宅トラは月額4,980円から保管可能!
宅配型トランクルームの宅トラ。月額利用料は2パターンです。
レギュラーBOX:6,000円(税別)
ミニBOX:4,980円(税別)
レギュラーBOXとミニBOXのサイズはこんなかんじです。
ミニとレギュラーどちらを選ぶかは家具家電の大きさから見積りですね。公式サイトで料金シミュレーションができます。
保管場所は国から認定を受けた倉庫業者なので、温度湿度管理に問題はありません。家具家電の保管場所としては最適です。自宅と同じ環境で保管できます。
ただし、宅トラは月額料金の他に、以下の配送料が必要となります。荷物の三辺合計の長さによって配送料が決まります。
三辺合計サイズ | 配送料 |
~60cm | 1,785円 |
~80cm | 2,000円 |
~100cm | 2,255円 |
~120cm | 2,470円 |
~140cm | 2,730円 |
~160cm | 2,945円 |
~200cm | 6,820円 |
~250cm | 10,398円 |
~300cm | 14,246円 |
~350cm | 20,254円 |
全量(ミニ) | 20,520円 |
全量(レギュラー) | 23,760円 |
この料金が搬入時、搬出時にかかってしまいます。家具家電を頻繁に出し入れすることはないと思いますが、ちょっと注意ですね。
そんなに大きくない家具家電を保管する場合は宅トラが安くなると思います!まずは下の公式HPから料金シミュレーションをしてみましょう!
宅トラ公式HPはこちらから→指示するだけでトランクルームから荷物を配送できる宅トラ
サマリーポケットは250円から保管できる!
圧倒的な安さのサマリーポケット。いわゆるスマホアプリです。
ダンボールに詰めて送るだけの手軽さが魅力です。ダンボールに入るサイズの家具家電であれば保管可能です。
ダンボールのサイズは以下の2種類です。250円から保管できます。
縦39㎝×横38㎝×高38㎝:月額料金250円から保管可能
縦68㎝×横47㎝×高35㎝:月額料金350円から保管可能
※荷物を取り出す際には全国一律以下の料金がかかります。
縦39㎝×横38㎝×高38㎝:800円から
縦68㎝×横47㎝×高35㎝:980円から
小さいサイズのダンボールに入る荷物はこんなかんじです。
大きいサイズのダンボールだとこんなかんじ。
かなり入りますね。大きいサイズのダンボールだと、羽毛布団が丸々入ってしまう大きさです。小さな家電なんかは入りそうですね。他に本やCD等の小物類も保管できてしまいます。
ちなみに、サマリーポケットの保管は1950年創業の寺田倉庫。湿度温度管理やセキュリティも問題なしです。保管体制もばっちりですね。
サマリーポケット公式HP→月額250円~の収納サービス|サマリーポケット
家具・家電をトランクルームへ保管するときの注意点
家具家電をトランクルームへ保管する場合の注意点、というか、トランクルームを選ぶ基準は以下の3点です。
湿度温度対策がしっかりしていること
屋外に出しっ放しでも長年動いてくれる洗濯機は例外として、たいていの家具家電は熱やホコリ、湿度に弱いものです。保管場所が高温多湿ならカビ・錆びが発生してしまうこともあります。
ベストなのは空調完備された屋内型トランクルームです。梅雨の時期でも湿度温度は一定なので、カビ・錆びの心配はないと思います。
ただし、屋内型トランクルームは利用料が若干高め。費用を抑えるのであれば、屋外型トランクルームがいいと思います。例えば、八王子でハローストレージのトランクルーム(1.5畳)を1年借りる場合は72,700円で借りられます(キャンペーン価格)。
温度湿度に強いものを保管する場合は屋外型トランクルームでもいいかもしれないですね。除湿剤やスノコなどを使って自分で対策すれば、ある程度湿度を抑えられるかもしれません。
運搬サービスがあること
トランクルーム業者は運搬サービスを有料で行っていることが多いです。大きな家具家電を自力で運ぶのはちょっと難しいですよね。
大手3社のは配送サービス有無は以下のとおりです。
キュラーズ | ハローストレージ | ドッとあ~る | |
配送サービス | あり(別料金) | あり(別料金) | なし(業者あっせんあり) |
キュラーズ、ハローストレージにはレントラ便というサービスがあります。
利用料金は以下のとおり。軽トラックで運搬してくれます。
運転手&お手伝いなし:30分3,510円~
運転手&お手伝いあり:30分4,390円~
30分単位で利用可能だそうです。
ハローストレージには大きなトラックで家具家電を運ぶサービスもあります。料金は17,500円からです。
極力費用を抑えるため、自力でトランクルームへ搬入するという場合は、専用駐車場があるかを確認しておきましょう。
屋内型トランクルームは専用駐車場がない場合もあります。屋外型トランクルームであれば、クルマの横づけが可能ば場合が多いです。
また、屋内型トランクルームは通路が狭く、家具の搬入が困難な場合もあります。契約前に見学し、チェックしておきましょう。
保険があること
万が一の火災や盗難を保険がカバーしてくれれば、長期間でも安心して保管できますよね。めったにそんな事故は起こりませんが、念のため確認しておいた方が良いと思います。
詳細はこちらをご参照ください。
家具・家電を預けるならこちらのトランクルームへ!
家具・家電を預けるのに向いているトランクルームはこちらです。できればキュラーズの屋内型、費用を抑えたい場合は、ハローストレージ、ドッとアールの屋外型がよいと思います!
キュラーズ
運営会社 | 株式会社キュラーズ |
業態 | 屋内型 |
初期費用 | 最初の利用料(初月日割り分+翌月分)とセキュリティカード代金2,300円(税抜) |
最近至るところで見かけるようになったキュラーズ(Quraz)です。創業は2001年なので、十分な利用実績もあります。
■キュラーズはこんな人におすすめ
- 温度湿度管理が行き届いたセキュリティ完璧な屋内スペースで荷物を保管したい人。
- 短期間だけ荷物を保管したい人。
■月額利用料
月額利用料は地域によって異なります。例えば八王子駅徒歩3分のトランクルームの場合、以下のとおりです。
1.0畳 11,200円 → 7,840円
2.0畳 20,900円 → 14,630円
※5ヶ月間30%OFFキャンペーン中の料金。
キュラーズは最初の3ヶ月間、もしくは5ヶ月間月額利用料が30%オフとなるキャンペーンを頻繁に実施してます。
■キュラーズ(Quraz)のメリット
- 初期費用が安い。セキュリテイカード代の2,300円のみ。
- 24時間利用可能。
- 日中帯は店舗スタッフ常駐。トランクルームで店舗にスタッフ常駐は珍しいです。
- 設備が清潔、温度管理、湿度管理が徹底されている。独自のシステムで温度湿度が規定値を超えると店舗に警告が通知されます。
- セキュリティ完備。ALSOKと提携しています。
■キュラーズ(Quraz)のデメリット
- 月額利用料が比較的高い
月額利用料は若干高めですが、それを補う利便性と安心感がキュラーズ(Quraz)にはあります。また、初期費用が安いため、短期利用には向いてると思います。
大切なモノを保管する、もしくは短期利用ならキュラーズ(Quraz)がおすすめです。
公式HP→トランクルームならキュラーズ
ハローストレージ
運営会社 | エリアリンク株式会社 |
業態 | 屋外型、屋外型 |
初期費用 | 使用料:当月分の使用料(日割)、翌月分までの使用料 管理費:当月から翌月分まで(2,160円x2ヶ月分=4,320円) 事務手数料:月額使用料の1ヶ月分 鍵代:屋外型トランクルーム4,320円 屋内型トランクルーム:2,940円 セキュリティ登録料:屋内型トランクルーム1,080円 安心保証パック:540円 |
なぜかキティちゃんがイメージキャラクターを勤めています。トランクルームとキティちゃん。。。ホームページもかわいくできいてますが、実績は十分の実力派です。
■ハローストレージはこんな人におすすめ
- 自宅の近所で保管したい人。都内各所にあるハローストレージのトランクルームがあるので、きっと自宅のそばに見つかります。
■月額利用料
月額利用料は地域によって異なります。例えば八王子駅徒歩10分のトランクルーム(屋内型)の場合、以下のとおりです。
1.2畳 10,560円(税込)
2.0畳 16,360円(税込)
■ハローストレージのメリット
- 24時間利用可能。
- 月額利用料が比較的安い。
- 東京都内に多数の保管施設がある。
■ハローストレージのデメリット
- 初期費用が比較的高い。
- 常駐管理人がいない。管理人が巡回して清掃等を行う。
月額利用料が比較安めのため、長期間の保管におすすめです。また、店舗数が多いので、自宅近くにハローストレージのトランクルームがあれば検討をおすすめします。
公式HP→ハローストレージ
.R(ドッとあ~る)
運営会社 | 株式会社ユーティライズ |
業態 | 屋外型、屋外型 |
初期費用 | 使用料 : 当月分の日割り分と次月分の使用料 保証委託手数料 : 約1ヵ月分 補償料 : 500円(非課税)/月 事務手数料 : 1ヵ月分 サポート料:300円~/月 メンテナンス費用 : 5,400円(税込) |
最近東京にも進出してきた.R(ドッとあ~る)コンテナです。全国コンテナ保有数13,000突破し、九州地区ではシェアNo.1。実績は十分ですね。
■.R(ドッとあ~る)コンテナはこんな人におすすめ
- 広いスペースで大きな荷物を安く保管したい人。
■月額利用料
月額利用料は地域によって異なります。例えば八王子市内のトランクルーム(屋外型)の場合、以下のとおりです。
1.4畳 6,480円(税込)
2.8畳 12,960円(税込)
■.R(ドッとあ~る)のメリット
- 月額利用料が安い。
- 24時間利用可能
■.R(ドッとあ~る)のデメリット
- 常駐管理人がいない。管理人が巡回して清掃等を行う。
- 湿度温度が一定に保たれない。
デメリットは屋外型であれば仕方がない程度のデメリットです。大きな家具や家電を保管するのであれば、問題はないと思います。屋外型を利用するのであれば、.R(ドッとあ~る)で間違いないです!
公式HP→トランクルームならドッとあ~るコンテナ
まとめ
引っ越しで家具・家電の扱いに困ったとき、選択肢は
- 誰かに預ける
- 売る(捨てる)
- トランクルームへ預ける
のいずれかかと思います。
トランクルームへ預ける場合は、買い直す場合との費用の比較が大切です。トランクルームへ預けた方が安そうであれば、湿度温度対策、運搬サービス、保険有無をチェックしましょう。